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副作用

事例37 副作用に対応した口腔ケアをアドバイス

副作用として口内炎が発現しやすい薬があります。
治療を継続するためにも、適切な口腔ケア(オーラルケア)の方法をアドバイスさせていただきます。

化学療法の副作用により、歯磨き粉で痛みがある患者さまの事例

処方内容

レンバチニブメシル酸塩カプセル(化学療法に用いる薬)
アズレンスルホン酸Na含嗽溶液4%(口内炎治療のうがい薬)
※処方変更なし

1週間前からレンバチニブの服用を開始した患者さま。
医療機関から患者さまを経由して薬局へ提供されている「情報共有シート(治療経過等が記載されている文書)」に基づいて、服薬状況等について確認したところ、「口の中が荒れており、食事はできるが歯磨き粉による痛みが強く、歯磨きができない」とのこと。
口内炎の予防と治療では口腔内を清潔に保つことが重要だが、歯磨き粉が刺激となり痛みが出る場合がある。そこで、専用の低刺激タイプの歯磨き粉もあるが、簡単に購入できるものとして幼児用の歯磨き用ジェルを提案した。
数日後、電話でフォローアップをしたところ、乳児用の歯磨き粉なら痛みがなく歯磨きができていると確認した。