薬局プレアボイド
薬の飲み方・使い方

事例28 飲み方の変更がある際のサポート

体調の変化によって治療が必要な場合は、薬をお渡ししたあとに飲み方が変更になる場合があります。 すでに一包化(パック)した薬でも、飲み方の変更に合わせて薬局でパックし直す対応をしています。

手術予定に伴い、一部の薬を休止することになった患者さまの事例

<A病院処方内容>
アスピリン腸溶錠(抗血小板薬)を含む5種類の一包化(パック)

B病院休薬指示

アスピリン腸溶錠を手術の8日前から休止

A病院の処方でアスピリン腸溶錠を含む5種類を一包化(パック)している患者さま。B病院で手術の予定が入り、アスピリン腸溶錠は血液を固まりにくくする作用があるため手術予定日の8日前から休止するように指示された。
患者さまはご自身でパックから薬を抜いて対応していた。休止5日目に来局された際、「手術予定があり薬を抜いている」とうかがった。薬を抜いたパックを確認したところ、誤ってアスピリン腸溶錠とは異なる薬を抜いてしまい、アスピリン腸溶錠は継続して服用していたことが判明。
B病院へ相談したところ手術は延期となった。薬局でアスピリン腸溶錠を抜いてパックし直し、適切に休止できるようにサポートした。