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医師との連携

事例12 医療機関との連携により安心した治療をサポート

抗がん剤治療の多くは点滴の薬剤によりますが、その情報はほとんど処方せんには記載されていません。
医療機関によってはお薬手帳や別紙に記載してこうした医療情報を知ることができる場合もあります。
医療機関と薬局が連携することで、より安心して薬を使っていただくことが可能となります。

抗がん剤の副作用対策について指導した患者さまの事例

<処方内容>
FOLFOX療法(院内)

院内で大腸がんの治療を受けている患者さまより、「しびれが気になる」との相談を受けた。
お薬手帳に院内で使用した点滴の薬剤情報が記載されており、使用薬剤を把握できた。
使用薬剤の特性として点滴後数日間は冷たいもので「しびれ」が誘発されやすいため、飲食で気を付けた方がよいもの、エアコンの風など生活面で注意できることをお伝えした。その際、患者さまより「いつもより冷たい飲み物を飲むとのどがピリピリすると思っていた」とお話があった。
院内での使用薬剤を把握できたことで、患者さまと副作用対策についてお話しすることができた。