コンテンツ

公開日:

お役立ち情報

この症状って
喘息(ぜんそく)?
原因や対策を知ろう!

喘息は、発作などの症状がある期間とない期間を繰り返す病気で、突然の激しいせきが日常生活に支障をきたすこともあります。そのため、悩んでいる方も少なくありません。

ですが、喘息は状態に応じた適切な治療と対策を行うことで、いつもどおりの生活を送ることができる病気でもあります。

今回は喘息の症状や原因、発作時の対処法や予防法などを詳しく解説します。

喘息とは?

喘息は、正式には「気管支喘息(きかんしぜんそく)」といいます。喘息がある方は、呼吸をしたときの空気の通り道である気道に炎症が起き、慢性的に粘膜が腫れて狭い状態になっています。

少しの刺激でも気道が敏感に反応しやすく、刺激によって気道が狭くなり喘息の発作が起こります。せきと息をするときにぜいぜい、ヒューヒューといった音がする喘鳴(ぜんめい)が特徴的な症状です。

喘息の主な原因はアレルギーで、15歳までに発症した喘息を「小児喘息」といいます。小児喘息は、就学前(5歳未満)に初発症状が現れるケースが多くみられます。成長に伴い改善することもありますが、以降も症状が出続けたり、改善した症状が再発する場合もあります。一方、16歳以上で発症した喘息を「成人喘息」といいます。40~60歳代の発症が多く、原因はアレルギー以外が多いとされています。

小児喘息は、成長に伴って治療を受けなくても自然に症状が治まるケースもありますが、成人喘息は自然に治ることはほとんどなく、特に重症の場合には治療しても症状のコントロールは難しいとされていました。

近年の喘息治療は、吸入ステロイドの使用や喘息治療のガイドラインの策定、生物学的製剤など喘息の治療は大きく進歩しました。その結果、発作や症状がない状態を維持し、健康な人と変わらない生活を送ることを目指すことができるようになっています。

喘息の主な症状

喘息の症状は、夜間から早朝にかけて現れやすく、冷気に当たることでも起こりやすいのが特徴です。また、喘息発作が治まって症状のないときにも気道の炎症は続いているため、何かのきっかけでまた発作を繰り返します。

かぜの症状に似ていますが、長期間続く場合には、「せき喘息」と呼ばれる喘息の前段階の場合もあるので注意が必要です。

主な症状は以下のとおりです。

喘息の主な症状

喘鳴

呼吸するときに「ぜいぜい」「ヒューヒュー」と音がします。
気道が狭くなることで起こる喘息の特徴的な症状です。

せき

喘息の症状として頻度が高いのがせきです。せきが出はじめて止まらなくなることもあります。

たん

気道が刺激を受けると、炎症を起こしている部分から出るたんの量が増え、透明や白色に近いたんが出ます。

息苦しさ

気道が腫れて狭くなることで呼吸がしづらくなり、息苦しさを感じます。また、胸の痛みを伴うこともあります。

喘息の発作が起こりやすい時間帯や季節

では、どのようなときに喘息の発作が起こりやすいのでしょうか。その理由も合わせて説明します。

夜間から早朝

夜寝るとせきが出て、眠れないという経験のある方もいると思います。これは、喘息発作の特徴のひとつです。

その理由は、就寝中に心身がリラックスすると気道が狭くなること、夜間や明け方の気温の低下が気道の刺激になること、寝具のダニ、ホコリなどが原因で発作を引き起こすことなどが挙げられます。

夜間から早朝にかけて発作が出る理由は、以下のとおりです。

副交感神経の働き

夜間は副交感神経が優位になり心身がリラックスしますが、同時に気道が狭くなり発作を引き起こします。

気温の低下と気温差

明け方の気温の低下や、夜間から明け方の気温差が気道の刺激となり、発作を引き起こします。

アレルゲンの影響

就寝中に吸い込んだ寝具のダニや屋内のホコリなどのアレルゲンが気道を刺激し、発作を引き起こします。

寝姿勢

仰向けやうつ伏せなどの寝る姿勢によって、気道が圧迫されて狭くなることがあります。その結果、たんが絡みやすくなり、排出しにくくなることで発作を引き起こすことがあります。

季節の変わり目

春や秋など季節の変わり目は寒暖差が激しく、特に朝晩の気温の変化が大きいため、気温の低下による冷気が刺激となり、発作が起こりやすくなります。

また、春や秋はアレルゲンとなる花粉が多い時季でもあり、発作が起こりやすい季節です。

天候の変化

梅雨、台風、低気圧などの天候の変化は、気道を刺激し発作を引き起こす原因として挙げられます。

特に気圧が上下すると、耳の奥にある内耳が敏感に反応し、この情報が脳に伝達されて自律神経がストレス反応を引き起こし、症状の悪化や発作を誘発しやすくなります。梅雨は湿度が高くなり、ダニやカビが繁殖しやすく、これらがアレルゲンとなって症状を悪化させます。

また、雨天時の強風では花粉や大気汚染物質が舞い上がりやすく、これらの刺激物質が気道を刺激することもあります。

喘息になる原因

喘息は、気道に慢性的に炎症があり、少しの刺激によって気道が収縮し喘息が引き起こされます。喘息になる原因には、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)がかかわっている場合と、アレルゲンではない物質がかかわっている場合以外に、両方の物質が原因となっている場合もあります。

アレルゲンが原因の場合

喘息を引き起こす主なアレルゲンは以下のとおりです。

喘息を引き起こす主なアレルゲン

屋内
・ダニ

・ハウスダスト(家のホコリ)

・カビ
屋外
・花粉
ペット
・体毛のあるペット(犬、猫、モルモット、ハムスター、うさぎなど)の毛やフケ

アレルゲンが原因の喘息は、遺伝が関係しており、喘息やアトピー性皮膚炎などを持つ家族がいることが多く、本人もまたアトピー性皮膚炎があるなど、アレルギーを起こしやすい体質であることがわかっています。

原因がアレルゲン以外の場合

喘息は、アレルゲン以外でも気道が刺激され、喘息発作が起きたり、悪化したりします。アレルゲン以外の原因として以下が挙げられます。

アレルゲン以外の原因

刺激物質
・紙タバコ、電子タバコ

・かぜなどのウイルス

・アルコール

・大気汚染、PM2.5
天候
・気温の低下

・低気圧
臭い
・アンモニア臭

・整髪料

・ガソリン臭

・消臭スプレー、香水
そのほか
・過労、ストレス

・運動

喘息の重症度による違い

喘息の重症度は、治療をはじめる前の症状の頻度や強さといった特徴と、呼吸機能によって分類されます。喘息の重症度によって使う薬の種類や強さが違うため、治療方法を決めるうえで、とても大切な指標になります。

喘息重症度分類

※横にスクロールできます。

重症度 軽症間欠型 軽症持続型 中等症持続型 重症持続型
喘息症状
の特徴
頻度
週1回未満
週1回以上だが毎日ではない
毎日
毎日
強度
症状は軽度で短い
月1回以上
日常生活や睡眠が妨げられる
週1回以上
日常生活や睡眠が妨げられる
日常生活に制限
-
-
しばしば増悪
しばしば増悪
夜間症状
月に2回未満
月に2回以上
週1回以上
しばしば
PEF※1
FEV1※2
%FEV1
%PEF
80%以上
80%以上
60%以上
80%未満
60%未満
変動
20%未満
20~30%
30%を超える
30%を超える
  • 出典:

    喘息予防・管理ガイドライン2024

  • ※1

    PEF:努力して息を吐きだしたときの最大呼気流量をピークフローメーターで測定したピークフロー値。
    %PEF=(PEF測定値/PEF予測値または自己最良値)×100

  • ※2

    FEV1:息を思い切り吐き出したとき、最初の1秒間に吐き出される息の1秒量値(量)。
    %FEV1=(FEV1測定値/FEV1予測値)×100

重症度 軽症間欠型 軽症持続型 中等症持続型 重症持続型
喘息症状
の特徴
頻度
週1回未満
週1回以上だが毎日ではない
毎日
毎日
強度
症状は軽度で短い
月1回以上
日常生活や睡眠が妨げられる
週1回以上
日常生活や睡眠が妨げられる
日常生活に制限
-
-
しばしば増悪
しばしば増悪
夜間症状
月に2回未満
月に2回以上
週1回以上
しばしば
PEF※1
FEV1※2
%FEV1
%PEF
80%以上
80%以上
60%以上
80%未満
60%未満
変動
20%未満
20~30%
30%を超える
30%を超える
  • 出典:

    喘息予防・管理ガイドライン2024

  • ※1

    PEF:努力して息を吐きだしたときの最大呼気流量をピークフローメーターで測定したピークフロー値。
    %PEF=(PEF測定値/PEF予測値または自己最良値)×100

  • ※2

    FEV1:息を思い切り吐き出したとき、最初の1秒間に吐き出される息の1秒量値(量)。
    %FEV1=(FEV1測定値/FEV1予測値)×100

喘息の重症度は、症状の頻度、症状の強さ、呼吸機能の検査値の3つを総合的に見て、軽症間欠型、軽症持続型、中等症持続型、重症持続型の4つに分類されます。

軽症間欠型は、短時間の症状が週に1回未満、夜間の症状は月に2回未満です。

軽症持続型は、症状は毎日ではありませんが週に1回以上、夜間症状も月に2回以上あります。月に1回以上は日常生活や睡眠が妨げられることがあります。

中等症持続型は毎日症状があり、週に1回以上日常生活や睡眠が妨げられることがあります。また、夜間症状も週に1回以上みられます。通常の状態と比べて気道が狭くなり、せきや、ぜいぜいとした息苦しさが悪化し、呼吸が苦しくなる発作が頻繁にみられます。

重症持続型は毎日症状があり、日常生活に支障をきたすほどです。夜間症状や発作も頻繁にみられます。

喘息の重症度は、各項目でひとつでも当てはまれば、その重症度に分類されます。医師は重症度に応じて治療薬を選ぶため、適切な治療を受けるには、医師に現在の状態を正しく伝えることが大切です。

喘息と合併症になりやすい病気や似た症状の病気

喘息に合併症があると、喘息のコントロールが悪くなったり、治療が難しくなったりする場合があります。また、せきやたんなどは、ほかの病気でも生じることが多く見分けることが重要です。

ここでは、喘息と合併症になりやすい病気と似た症状の病気を説明します。

合併症になりやすい病気

合併症になりやすい病気に、「アレルギー性鼻炎」が挙げられます。鼻の粘膜にアレルギーが起きて鼻水やくしゃみが生じる病気で、アレルギーが原因のため喘息と合併しやすく悪化原因のひとつにもなっています。

また、乳幼児期に発症することが多く、かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる「アトピー性皮膚炎」も、もともとアレルギーになりやすい体質があるため、喘息と合併しやすい傾向にあります。

そのほかにも、「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」や「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」「抑うつ」などもあります。

合併症になりやすい主な病気

病名 特徴
アレルギー性
鼻炎
鼻の粘膜にアレルギーが起きて鼻水やくしゃみが起きる病気です。
アトピー性
皮膚炎
乳幼児期に発症することが多く、かゆみを伴う湿疹が繰り返し現れる皮膚疾患です。
副鼻腔炎
かぜのあとなどに副鼻腔に炎症が起こり、膿がたまる病気です。
COPD
(慢性閉塞性
肺疾患)
長期間の喫煙が原因で肺に炎症が起きて、肺の機能が低下する病気です。
抑うつ
気分の落ち込みや憂うつ、不安などの精神症状です。喘息発作の原因にストレスや過労などがあることや、喘息発作に対する不安などから、不安や抑うつを発症する場合があります。

似た症状の病気

喘息と似た症状の病気は多く、重篤(じゅうとく)な病気のこともあります。病気によって治療方法が違うため、見分けることが大切です。

似た症状を生じる主な病気

病名 特徴
せき喘息
・かぜのあとなどに8週間以上せきが続く場合に疑われますが、たんや喘鳴がないことが特徴で、喘息と同じように夜間から明け方、または運動時にせきが出ます。

・気管支喘息へ移行することがありますが、気管支拡張薬で改善が期待できます。
アトピー咳嗽
(がいそう)
・アレルギーになりやすい体質の方で、3週間以上乾いたせきが続く場合に疑われますが、喘鳴や呼吸困難がないことが特徴です。

・喘息に移行することは少なく、気管支拡張薬の効果はありません。
百日ぜき
・百日ぜき菌による感染症で、かぜのような症状のあと、2~3週間ほど激しいせきが続きます。

・抗菌薬で治療をします。
マイコプラズマ
肺炎
・マイコプラズマによる感染症で、発熱、だるさなどのかぜの症状が出たあと、1か月ほどせきが続きます。

・重症化する場合もあります。
急性気管支炎
・ウイルスや細菌による感染症で、鼻水や喉の痛み、発熱などかぜの症状が出たあと、炎症が気管支に広がりたんやせきが出るようになります。

・2~3週間せきが続き、喘鳴が出る場合もあります。

喘息が起きたときの応急処置

喘息の発作は、さまざまなきっかけで起こります。そのため、発作が起きたときの対処法をあらかじめ医師と相談しておくことが大切です。

喘息発作が、苦しくても自分で横になることができる軽度の場合には、処方されている発作時の吸入薬を使い、自宅で様子をみましょう。

苦しくて動くことも横になることもできない、会話も難しいなど中等度以上の発作の場合には、医療機関で治療を受ける必要があるため、家族や近くにいる人にすぐに救急車を呼んでもらう必要があります。まわりの人が行動しやすいよう、緊急連絡先や医療情報を記載した「喘息カード※3」を作り、持っておくと安心です。

自宅で様子をみる場合や、医療機関に向かうまでの間、少しでも苦しさをやわらげる応急処置として、横向きや仰向けに寝たり、膝を抱えるなど、自分が楽な体勢をとりましょう。腹式呼吸や鼻呼吸も効果的です。飲み物は、冷たい飲み物は刺激になるため、常温や温かい飲み物がおすすめです。

また、コロナ禍以降、せきの症状を持つ方にとっては気をつかう場面が増えています。周囲から感染症と誤解され、不安な思いをする方も少なくありません。そのため、「喘息カード」や「喘息バッジ※4」などを活用し、自分の症状や疾患について周囲に伝える工夫も有効です。こうしたアイテムは、誤解を防ぎ、安心して生活するための助けになります。

  • ※3

    本人の喘息情報をまとめた携帯型カードで、緊急時の対応や意思疎通に役立ちます。

  • ※4

    喘息患者さまへの理解・配慮を周囲へ自然と促すためのキーホルダー型のマークです。

喘息の対策・予防法

ふだんから生活に気を付けることが予防につながります。ここでは喘息の対策・予防法をご紹介します。

こまめな掃除と換気

喘息の原因にアレルギーがかかわっている場合には、こまめに隅々まで掃除をしたり、カビを防ぐために換気をしたりするなど、アレルゲンを取り除くことが予防につながります。

エアコンや加湿器のフィルター掃除なども有効です。また、花粉症のある方は、家の中に花粉を持ち込まないように注意することも大切です。

生活習慣を整える

喫煙、肥満、飲酒など生活習慣が喘息にかかわっていることがあります。特に電子タバコを含む喫煙は、気道を刺激し、気道の炎症を悪化させるため、禁煙を強くおすすめします。

一見無関係に思える肥満ですが、生活習慣や脂肪の蓄積などさまざまな要因によって、喘息の発症や重症化に深くかかわっていることが明らかになってきました。

また飲酒によって喘息発作が起きる場合は、お酒を控え、できれば禁酒しましょう。喘息の治療に加えて、生活習慣を見直すことが予防につながります。

日々の体調管理

かぜなどのウイルス感染は気道の炎症を悪化させるため、うがい、手洗いなど感染対策を行うようにしましょう。

また、ウォーキングやストレッチ、水泳など適度な運動は、心肺機能が高まり、ストレスも解消するため、喘息対策や予防として期待できます。

日々の体調管理は、免疫力も高める効果があり、感染対策や喘息発作の予防にもつながります。

自分の状態や薬について知ることが大事

喘息治療は日々進歩しており、症状をなくして、喘息を持たない人と変わらない生活を送ることを目指せるようになってきました。この目標に到達するには、自己管理と医師による治療を両輪で進める必要があります。そのためには、自分の状態や薬について知ることが大事です。

1 自分の状態を知る

まず、自分の状態を知ると、発作が起こる兆しや治療の効果を把握することができ、医師や薬剤師に自分の状態を正しく伝えることができるようになります。

自分の状態を知る方法として、日々の喘息の症状、活動、天気や花粉などの環境、睡眠状態や体調、「ピークフロー値」を毎日記録する喘息日誌がおすすめです。

ピークフロー値は、「ピークフローメーター」という器具を使って呼吸機能を調べるものですが、その数値の変化で悪化が予測でき、治療の効果を確認するのに役立ちます。

喘息日誌のほかに、質問形式で直近4週間の喘息の状態を評価する「喘息コントロールテスト(ACT)」もあるので、医師に相談してみると良いでしょう。

2 自分の使っている薬について知る

自分が使っている薬を知ることは、喘息に対する効果や副作用、今後の治療への理解を深めることにつながります。

喘息の治療薬には、吸入薬や内服薬、貼り薬などがありますが、基本的に吸入薬を使います。吸入薬には、毎日継続して使う吸入薬と、発作が起きたときに使う吸入薬があります。

吸引するタイミングや吸引方法が正しくないと、効果が得られないだけでなく、副作用のリスクも高まります。

最近では、毎日継続して使う吸入薬が、発作時にも使える場合もあり、吸引器の種類もさまざまあるため、薬局で薬剤師から使い方をしっかり教えてもらうことが大切です。

吸入薬の基本的な使い方

1

吸入前に薬を正しくセットする

2

姿勢を正し、息を「ホー」と十分に吐き出す

3

吸入薬の容器を口にしっかりくわえて、ゆっくりまたは勢いよく(吸入薬によって異なります)大きく吸い込む

4

5秒ほど息を止め、ゆっくり息を吐く

5

吸入後は必ず3回以上うがいをする

毎日継続して使う吸入薬の
使い方のポイント

1

決められた吸入回数を守る(1日1~2回、吸入薬によって異なります)

2

なるべく決まった時間に吸入する

3

症状がなくても、毎日吸入する

発作時に使用する吸入薬の
使い方のポイント

1

発作が起きたら早めに使う(悪化すると効きにくくなり、使い過ぎにもつながります)

2

1日の使用回数を必ず守る

3

使用回数を吸入しても発作がおさまらない場合は医療機関に連絡をする

アプリを活用して健康的な毎日を過ごそう

喘息の治療を行うことで、発作のない生活を送ることができるようになりますが、その道のりは長く、長期間吸入薬を使用する必要があり、さまざまな不安や治療に対する疑問などが出てくることもあるでしょう。

そのようなときには、アイン薬局が提供する、薬局・薬剤師とつながるアプリ「いつでもアイン薬局」を活用することをおすすめします。
「お薬手帳」では、アラームを設定すると吸入や服薬を忘れることもありません。また、「安心お薬サポート」では、チャットやビデオ通話を使って薬剤師に気軽に相談でき、吸入薬の使い方や不安な点をサポートしてくれます※5

  • ※5

    ご利用には「アイン薬局とつなぐ」のご登録が必要です。

記事監修

野原 弘義

精神科医/産業医

2014年 慶應義塾大学医学部卒業。
2016年 慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室 入局。
2018年 製薬会社の統括産業医に就任し、大手金融企業や広告代理店企業などの産業医を務める。
2023年 アインファーマシーズ統括産業医に就任。
スタートアップ企業の産業医にも注力しながら、生活習慣病とメンタルヘルスの方への夜間診療を行うMIZENクリニック市ヶ谷麹町の院長として日々診療に従事している。

関連記事

公式アプリ
「いつでもアイン薬局」

つながる安心を もっと手軽に
薬局・薬剤師とつながるアプリ