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教えて!あいちゃん

薬をジュースやお酒で
飲んだらどうなる?

公開日:2024/04/03

薬は原則として水またはぬるま湯と一緒に服用することが前提で作られています。
それ以外の飲み物で服用すると、思いがけないトラブルが起こる可能性もあります。
また、服用後どの程度時間を空けるとジュースやお酒を飲んでも良いかは、薬や飲み物によって異なるため、薬剤師にご相談ください。

カフェイン含有飲料
(コーヒー・お茶・コーラなど)

カフェインは、かぜ薬や鼻炎薬などにも含まれていることがあります。
それをカフェイン含有飲料と一緒に服用するとカフェインの過剰摂取になり、頭痛や動悸などの副作用を起こすリスクが高まります。

グレープフルーツジュース

一部の血圧降下薬をグレープフルーツジュースで服用すると、その効果を強めてしまう恐れがあります。
結果として、血圧が過剰に低下するなどの症状が出る場合があります。

お酒

アルコールは、中枢神経を麻痺させる作用(集中力の低下・眠気誘発など)があります。
睡眠薬や精神安定剤などを服用している方は薬とアルコールの作用が重なりあい、より強い抑制作用が働いてしまいます。
最悪の場合、意識障害などにつながるケースもあるので、お酒で薬を服用することは避けましょう。